メイドさんのお給料をいくらにするのか、というのは、本当に悩みどころなのですが、
あまりにも高すぎる値段でなければ、100バーツ200バーツをカットするような価格交渉はせずに、
できるだけ希望額を払ってあげて欲しい。というふうに、わたしは思います。

 

相場がいくらなのか、ということは、
いろいろな条件がありますので ここでは触れずにおこうと思いますが

 

メイドさんの自宅から、勤務先までの距離

交通費をどのぐらい負担してあげるのか、してあげないのか
いいメイドさんを、キープしておきたいのなら、ここのあたりも考慮してあげると良いかと

 

家の広さ

家が広いと、お掃除する範囲が広いので、当然お給料も高くなります

 

トイレ・オフロの数

トイレやお風呂のお掃除には、少し時間がかかりますので

 

家族構成

小さい子どもが居ると、部屋が汚れたり、子どもと一緒のお留守番をお願いしたりもするので
お給料も高くしてあげる必要があります。

 

子どもが大きくても、洗濯物が増えるなどするので、これも考慮。

 

お願いする仕事の範囲

お掃除だけなのか、お料理もしてもらうのか、お買いものにも行ってもらうのか、など
仕事の内容によってもメイドさんの負担の増減はありますよね

 

 

メイドさん自身が、日本語を理解できるかどうか

日本語がペラペラのメイドさんは、まずいませんが、
「でんわ」とか「おなかすいた」、「おひるね まだ?」など、片言の日本語を理解し、話せるメイドさんは結構います。
こういったメイドさんが居ると、とても助かりますので、その分お給料にも反映させてあげたいものです。

 

メイドさんが日本料理をどのぐらい作ることができるか

日本人の家庭で働くメイドさんの中には、日本食を作ることの出来る方も多くいます。
「今日のごはんは、みそしる、にくじゃが、サラダを作ってね!」というふうに日本語でお願いできたりするんですよー。

 

 

 

これらの条件を考慮しながら、
そのメイドさんが、これまでいくらぐらいお給料をもらっていたのか、今回、どのぐらいのお給料を希望するのか
などを、面接しながら、決めていくと良いと思います。
面接の時には、タイ語の話せる方に同席してもえると安心ですね。
あと、正式に働きに来てもらうことが決まったら、タイ人の方が皆 所持しているIDカード(身分証明書)のコピーを提出してもらうことを忘れずに。
(もしも、なにかトラブルがあったときのために、どんなに信用のおけるメイドさんだとしても、この段取りは必要です)

 

 

お給料とは別に、年に1回、お給料1か月分のボーナスをあげるのが一般的です。
何月にボーナスとするのかは、メイドさんと相談して。
(年末(12月)にするのか、タイ正月のころ(4月)にするのか、勤務して1年後にするのか・・・など)

 

また、1年に1回、昇給してあげてください。(数百バーツ)
ここらへんの金額については、一般の相場をご近所にすむお友達に聞いてみてくださいね。

 

オーバータイムの金額ついても、交渉しておいてくださいね。
(単純に、給料を時給で計算した金額でいいと思うのですが、
あらかじめ約束していた勤務時間より長く働いてもらった場合に、払ってあげてください)

 


 

お給料については、あまり多く払わず、
「お得に雇用したい」
「あの人、あんなに多く払って、損してるよねー!と思われたくない!」と
考えてしまいがちですが

 

あまり安く雇いすぎると、メイドさんにも不満が募り、いいお仕事をしてもらうこともできません。
好条件のところを見つけて、ある日突然、去って行ってしまうかもしれません。

 

少々、周りの人と比べて高くても、気持ちよく、できるだけ長く(帰国の時まで)お仕事してもらえるのが一番いいんです。
(また新しいメイドさんを1から探すというのは、すごく大変ですよ。子どもが慣れてしまっていたりしたら、特に!)

 

周りの人と比べて高い、と言っても、数百バーツの話だと思うんですよね。
私たちは、ランチに行っただけでも、すぐに使ってしまう金額。ケチケチしすぎるのも、私は、恥ずかしいと思います・・・。

 

メイドさんたちは、いつも井戸端会議で、いろいろな話をしています。もちろん、お給料の話も。

 

「うちの お宅の奥さんは、お給料を少ししかくれなくてさー」と話されて、
「いつも自分は綺麗な服を着ているのに、ケチな奥さんなんだね」と思われるより

 

「いつも、いろんなものをくれるんだよ」との話題で、「あそこの奥さんは、すごく親切でいい人なんだね」と思われる方が
どんなにハッピーかと思います。

 

 

みなさんが、いい人に巡り合えて、タイ生活をエンジョイできますように・・・・。